C1sの簡易修復

 COSINAの一眼レフに"C1s"というものがあります...

 このカメラ、シャッター不調のジャンク品を安価で買いまして...
 あ...新品でも安価でしたけれど...まぁ、一応ジャンク扱いです...
 で、修理が面倒だったので放置しておりました...

 症状はレンズを付けてシャッターを切るとミラーが復帰しないという...お約束といいますか...

 それってミラーがレンズに干渉してるだけでしょ!(笑)
 実はこの筐体を共有している安価なマニュアルカメラ("Nikon FM10"とかね)ではよく起こる事らしいです...
 コストダウンの関係でミラーを両面テープで貼っている?ともかく、シャッター切っていると遠心力に負けたミラーが次第にズレるという...
 このコストパフォーマンスは"HELIOS-103"以上かもしれません...

20170528091315_S2

 Apple iPhone 6s Plus, Jpeg

 ともあれ、要はズレたミラーを戻して固定すれば良いだけでしょと...
 ドライヤーで暖めて粘着力を低下させ、指で押すと簡単に奥まで入りました...
 所要時間30秒。

 後は固定だなぁ...

20170528091406_S3
 Apple iPhone 6s Plus, Jpeg

 ダンボールでクサビを作りミラーを浮かせて、瞬間接着剤を隙間に流し込みました...
 やっぱり所要時間30秒。


 ここまでは良かった。


 手元が狂って瞬間接着剤がミラーの後ろ...フォーカルプレーンに落ちたからさぁ大変...

 丁寧に除去しましたよ...1時間掛けて(笑)

 トータル作業時間1時間1分(笑)

 でもいいや、ちゃんと動作する様になったし。

XZ281810_S3
 OLYMPUS XZ-2, RAW, SILKYPIX 8

 カッコイイと思うか変に思うかは個人差だと思いますが、Leica M3より小型軽量な一眼レフって結構使えると思いますよ...
 プラ製で軽いから手振れを気にして撮影する必要はありますが、COSINAがこれをベースに"BESSA"を作るわけだぁって思えるサイズはいい...
 流石にR-D1との共通パーツは少ないけれど、一応、直結のご先祖様ですね...
 シャッターなんか同じだし...

 我が家でPentax Kマウントのカメラってこれ以外だとCHINONの"CP-7m"だけだから、対極っぽくていいな...
 っていうか、これの純正ズームレンズが最強過ぎでして、28mm~200mmまでカバーしているんです(笑)
 F3.5-F5.6だけど一応普通に写るし、ターゲットのファミリー層には十分ですよ...

 COSINAって地味に凄いなぁ...

太陽神を求めて 1.

 太陽神。

 日本で言えば天照皇大神...

 レンズでいえば...

 そう、"HELIOS"ですね...

 私がずっと"HELIOS-103 53mm F1.8"を愛用しているのは友人なら誰しも知っていますし、ベストオブ"HELISOS-103"を求めて、5本(内1本新品)買ったのに、結局最初に買ったのが一番理想的写りだったという話しはもはや伝説です。

 はい...私がHELIOSを取り上げる度に必ず書く事をここでも書かせて貰います。

 "HELIOS-103"は"HELIOS-103"であって、決して"HELIOS-44"の発展型ではありません。

 あちこちで触れて回っているのですが、未だに"HELIOS-103"をなんとなく人気のある"HELIOS-44"の後継レンズだとか騙して売ろうとする業者が後を絶ちません。
 レンズ構成とか全然異なるのに"BIOTAR 58mm F2"と引っ掛けて売ろうとするからタチが悪いですね。
 確かに"HELIOS-103"も基本はダブルガウス型ですが、大幅にコストダウンできる様に向かい合った凸レンズの合わせ面を完全なフラットにするという大胆な設計なのですから、コストで勝負すれば"Biometar 58mm F2"なんか"HELIOS-103"の足元にも及ばないのです。
 描写の暴れっぷりも足元にも及ばないし、びっくりする様な個体差も、そこから生まれる失望率も、"HELIOS-103"と比べれば"BIOTAR 58mm F2"ごときはまったく及んでいないと言っていいでしょう。

 でも、そんなHELIOS-103ですが、良い個体を手に入れてレンズのクセを掴めばNZS(ナニコレゼンゼンサイコー)です。

 例えば...

20140818_026_S2
 HEXAR RF, HELIOS-103 53mm F1.8, Kodak Ektar 100

 炎天下で絞った際の見事な描写や...

20130816_838_S2
 HEXAR RF, HELIOS-103 53mm F1.8, Kodak GOLD 200

 枯れた金属の再現性や...

20130821_079-HELIOS_S2
 HEXAR RF, HELIOS-103 53mm F1.8, Kodak GOLD 200

 派手な二重ボケもなんのその、構図でカバーすれば開放だって使えます...
 本当にこの枯れた質感が好きです...

 あ、勿論先に書いたとおり、個体差が激しいので何とも...ですが(苦笑)

 とまぁ...ざっと書きましたが、実は"HELIOS"というのは単なる銘柄であり、決してシリーズ名ではありません。
 Canonでいえば、"FDナントカ"や"EFナントカ"みたいなノリです...
 だから後継とか、そういう継承的なものとは無関係な事が多いのです...

 因みに本当の後継は同じ或いは似たナンバー間では存在しています。
 世代とかいう方が適切ですかね...

 で、"HELIOS"シリーズは大別すると人気不人気がハッキリしています。

 "HELIOS-44"や"HELIOS-81"なんかは、割と日本人好みで人気があります。


 で...ここまで書いたのは、実は前振りでして...

 先日やっとウクライナのRyoさんからお願いしていたレンズが届いたのです...

XZ271797_S2
 OLYMPUS XZ-2, RAW, SILKYPIX 8

 ありがとう!
 中身は勿論...

XZ271800_S2
 OLYMPUS XZ-2, RAW, SILKYPIX 8

 "HELIOS-65"

 きっと私好みだと思います...

 っていうか、綺麗なレンズですね>Ryoさん


 "HELIOS-65"は、一応...失敗作といいますか、取り急ぎ出したけれど、すぐに"HELIOS-81"という優秀なレンズが出来たから、君もうお役目ご苦労さんですよ的なレンズです。

 描写はどちらかといえば暴れる方向性です。

 マウントアダプタとかは存在しないので...さっき臨時で作りました(笑)

P1110505_S2
 Panasonic GX7, HELIOS-65 ABTOMAT 50mm F2(縮小光学系アダプタ),  RAW
 SILKYPIX 8


 そう、50mmなのです...ただし、試写はm4/3ですから、換算100mm、レデューサーレンズかまして72.6mm辺り。
 コントラストはトーン重視(デジカメは後で黒を〆る)でカメラの設定自体を弱くしています...
 描写を見る為敢えて〆ていません。
 フードも付けていませんし...こんな感じでしょう...
 描写は...好みですね...やっぱり...
 意外にソリッドです...開放深度が狭い...そして、背景は暴れています...

 何よりも後の"HELIOS-81"だと53mmになっていて普通っぽい(※旧ソビエト連邦ではContaxに習ったのか53mmが多い)からこの"HELIOS-65"は、私にとって新たな太陽神になるかもしれません。

大阪、大正区泉尾界隈 6.

20161113_044_S2
 Canon F-1, FD 50mm F1.4 S.S.C.(II), Kodak ULTRAMAX 400

 良いゴルフクラブを持っている人が必ずしも良いスコアで回っていないのと同じく、良いカメラを持っている人の多くも良い写真を撮っていなかったりします...

 例えば...そう、私みたいに。

射程内撮影 2.

P1110497_S2
 Panasonic GX7, Carl Zeiss Jena Tessar 28mm F8 + フィルター黄緑, RAW
 SILKYPIX 8


 モノクロームテスト。

射程内撮影 1.

P1110499_S2
 Panasonic GX7, Carl Zeiss Jena Tessar 28mm F8, RAW
 SILKYPIX 8


 1段絞ればイエナからドレステンまでが被写界深度に入るTessar 28mm F8。
 定石通り1段絞ります...

 そして使うはm4/3。
 被写界深度は更に高まり...4m辺りにしておけばシャッターを押すだけで撮影出来ます...
 とはいえ、レンズの味わいが写す物体に薄くまとわり付く様に残ります...

 この1枚は、現像時にカメラ設定値よりシャープネスを大幅に下げ、ノイズリダクションも殆ど掛けず、レンズの個性維持に努めています...
 というか、私は大抵そうしていますが(苦笑)
 引いて見た時の深度と立体感と奥行き感が高バランスですね...
 理想はボケに頼らぬ奥行き表現...

 私はスナップ撮影の為、深度面からm4/3を中心に据えていますが、中々これといったレンズに巡り会えません...
 本当はフィルムカメラ中心に撮影を続けたいのですけれど、デジカメの情報や手法もキープしておかないと、いざという時に困りますので、こうして時々デジカメに使うレンズを探すのです...

 因みに拡大すると収差が残っているのです...
 この収差の微妙なサジ加減が表現では重要なのですが、中々デジカメとマッチングするレンズはありません...

 ただ、パンケーキレンズなので、GX7では扱いづらい...かといってGM5ではマニュアルレンズ使用においてメカニカルシャッターが使えず、電子シャッターのみになってしまうのが困りモノですね...
 何故メカニカルシャッターが使えないのか...シャッターが干渉するのを恐れているのでしょうか?
 ファームを解析して強制作動させたい気もしますが、非営利目的であっても一応違反行為ですからねぇ...
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