Ernst_Leitz_Leica_3g

大阪、堺市堺区鉄砲町界隈 1.

20161006_T-Max400_025_S
 Leica IIIg, Fujifilm Fujinon L 50mm F2, Kodak T-Max 400

 フィルム文句なし。
 カメラ文句なし。
 レンズ...ちょっと頑張れ(微笑)

 カメラマン?
 そりゃあダメダメだ。

Fujinon L 50mm F2

 ちょっと思う所があり、Fujinonレンズのテストをしてみました...
 フィルムはKodakのT-Max 400です...

20161006_T-Max400_015_S
 Leica IIIg, Fujifilm Fujinon L 50mm F2, Kodak T-Max 400

 堺市の七道駅近くにある株式会社ダイセル工場跡地に残されていた赤レンガ倉庫です...
 1982年(昭和57年)8月の爆発事故で残された倉庫も今では化学遺産として保存されています...
 土壌改良前の荒地時代に写した写真があったのですが、フィルムが見つかってません。
 (恐らくPENで撮影したはず)

 私の写真は暗所が多いので、こういったシチュエーションで使えるレンズを常に検証しています...

 概ね悪くないのですが、Double Gauss型特有の周辺に起こるコマ収差が前側アウトフォーカス部分に激しく現れていますね...少しうるさいかなと思います。
 これがカラーなら、もう少し絵的に収まる様に思いますが、モノクロームだとざわついて見えますね。
 中々前が綺麗に見えるDouble Gauss型って少ないんですよ...
 Sonnar型Nikkorを入手しているので、今度試してみようと思います。
 合わせて手持ちのJena Sonnarも合わせて比較すると面白いかもしれませんね。

 ただし、それを承知で構図を決めれば効果として使えますが...

20161006_T-Max400_024_S
 Leica IIIg, Fujifilm Fujinon L 50mm F2, Kodak T-Max 400

 前のざわつき以外はそれ程悪くはない様です。
 因みにカラーだと被写体全体に少しフレアがまとわり付くのが気になりますが、モノクロームの場合はそれが柔らかさを生むので丁度良いかと思います。

 このレンズの絞りは開放時星型...まではいかない花型状に周辺に残るので、光部分を拡大すると沢山の花模様になっています。

20161006_T-Max400_015_S-2

 コンペイトウですね。
 イルミネーションには悪くないです。


 あと最初の写真で一番下に変な光が写っていますが、これは先幕の穴です(苦笑)
 実は先幕に多くの穴が空いていたものを埋めて補修したのですが、どうもまだ存在している様です。
 交換しなければダメかもしれません...

 明るめのレンズは総じて重いですから、ある程度重いカメラが使い易いのと、薄い深度の為確実なフォーカスをしたいので、1.5倍の連動距離計が付いている後期バルナック型が理想なんですけどねぇ...

目薬を点すひと

20160610_JX400_Selenar50mmF19001_S2
 Leica IIIg, Selenar 50mm F1.9, Sakuracolor JX400(期限切れフィルム)

 なんとなく(苦笑)

一言の大切さ

20160610_JX400_Selenar50mmF19005_2_S2
 Leica IIIg, Selenar 50mm F1.9, Sakuracolor JX400(期限切れフィルム)

 一言が人を傷付けるときもあれば、一言が誰かを救うときもあります...

AIC Soligorのお話し 3.

XZ221618_S4_2
 OLYMPUS XZ-2, F1.8, RAW, SILKYPIX 7

 前回前々回からの続きになります...


 結論から言えば...独逸AICからLeitz向けとして販売されていたL39マウントSoligorのうち、私の所有する2本に限っては"何ら欠点も無く通常的に使用出来るレンズ"となります。
 確かに多少のクセが見られるケースもありますが、オールドレンズ特有の味に含んで良い範疇でしょう。

 ただこういったレンズが持つ特性は、撮影者の芸風とのマッチングを考慮する必要があり、「あなたにとって良いレンズが必ずしも私にとって良いレンズとは成り得ない」可能性もあるのです...
 だから世の中には数多くのレンズが溢れ、そういう商売が成り立つともいえます...
 またオールドレンズ特有の1本毎に存在する微妙な差もありますので、たまたまアタリを引くかハズレを引くかで人の出す評価も変わるでしょうが、このレンズは概ね良い描写の範疇に位置付けて良いと思います。

 少なくとも撮影した事の無い人に「安物」だとか「期待出来ない」等といった文言を書かれる類ではありません。

20170115_Soligor35mmF35_S_D2_S2_2
 Leica IIIg, Soligor L 35mm F3.5, Kodak T-Max 400

 前回望遠レンズの方を見たので、今回は広角レンズを見ます。
 闇に落とし込んでいるので目立ちませんが、周辺には多少の流れと湾曲が見られます...けどね...同じ年代に作られた評価の良いレンズとブラインドテスト(レンズ名を伏せて写真だけを見せて判定させる事)して分かるかなぁ...

 ここまでご覧頂くと悪く言っても「普通」のレンズだと思いませんか?
 少なくとも「このレンズで何か作品としての写真を撮れ」と言われて「それは困る」と答える必要はないでしょう...

 それでは何故、これらのレンズがボロカスな評価を受けているのでしょう?
 概ね以下の理由によります。

 1. 日本で展開していたSoligorブランドのレンズは安価で販売する路線を取られ「安モノ」イメージが定着していた。
 2. L39マウントのSoligorをOEM供給していたサン光機(株)の市場評価が低かった。
 3. Lieica信者(限った事でもないが)はLeitzブランドのレンズ以外を全て格下とした上で評価をする。

 1に関しては、Soligorブランドで一括りしてしまう心理的なものですから、個々のレンズと何ら関係のないものです...がその心理は十分理解出来るものですね...
 地道な戦略により今でこそSIGMAやCOSINA等の評価は改善されましたが、後ろ盾にカメラメーカーというブランドを持たない会社の評価は総じて低いものでした。
 (当時からカメラメーカーにレンズや時には本体を供給していた立派な会社なのに)
 ただし、実際に国内で販売されていたSoligorブランドのレンズ群は、製造コストを抑えて単純化されていたり、尖った性能は追求していない等、目立った評価を受ける要素もありませんでした。
 その関係で今では、"チーブさ"を味わう"自虐ネタ"として取り上げられる記事が多く、どうしても粗悪なイメージが先行しているのです...
 実は海外向けに作られたものには、尖った性能を持つ侮れないレンズがいくつも存在していますが、マイナスイメージから(尖った性能故そこそこの値が付いている)あまり逆輸入されず、その評価も殆ど行われていないのです。

 2としては、サン光機(株)が初期にカメラ用レンズとして投入した製品の評価が悪かった事と、最終的にひたすら安価な製品を作り続けた挙句、電子制御時代という篩(ふるい)から落ちて消滅したという社史における"両端の悪いイメージ"が根付いています。

 「最初と最期の製品が悪いのだから、当然真ん中も悪い筈だ。」

 「つまりサン光機(株)には技術がないのだ。」

 という決め付けですね。
 この辺りは何とも微妙ではありますが、いつくか考慮しておく点があります。
 先ず、初期に投入したレンズの評価についてですが、評価として記録に残っているのは、私の知る限り殆ど無いはずです。

 評価は統計でなされて初めて意味を成します。

 また近年当時のレンズを入手して「Leicaのレンズ以下である」と書いた記事も見ましたが、肝心要の描写比較を公開していませんので個人がどう評価してどう結論付けたものなのか、イマイチわかりません。
 (それは私も同じ、あくまで"私にとってこういうレンズ"の域)

 それと、そのレンズはレントゲン撮影用に作られたものを急遽カメラ用に作り変えて発売したものである事も考慮する必要があります。
 畑違いですが、"レントゲン用レンズの市場を確保するだけの技術はあった"と見る方が正しいでしょう。
 現在でも"防犯カメラ用の高解像で良く写るレンズは写真用としては良い描写をしない"事は知られています。

 また"作りが悪い"との指摘もありますが、時代背景を考慮すると日本光学以外は欧米のレンズに対抗出来なかったのですから、直接サン光機(の前身会社)が悪いとの評価も少々違うなと思われます。
 実際手にしているL39マウントのSoligorは、今でも一般水準にあります。
 特にガタもなく、各リングは適度なトルクで回り、操作性も悪くありません。
 これが事実です。
 確かにサン光機が晩年辿った道は三流のイメージを強く残すものでしたが、小さなメーカーが厳しい経営を強いられてきた中で多くのメーカーが辿った末路であります...

 3に関しては書く必要すらない何ら根拠のない理論です。
 どうしてもと仰るのならブラインドテストで立証すれば良いだけです。


 以上、3回に別けAIC Soligorのお話しでした。

年内仕事終いです

XZ301433_S
 OLYMPUS XZ-2, F1.8, 1/30, ISO800, RAW
 SILKYPIX 7


 こちらにも書きましたが、やっぱり私はM3よりIIIgが好きですね。
 上の写真ではM3にフォーカスを合わせていますけれど(笑)

 IIIgを購入してフィルムを数本消化して思ったのは、撮る作業に集中出来るカメラだなって事でした。
 バルナック型は、M型よりひとつひとつの操作をしっかり行って撮るカメラに思います。
 やっている事はそんなに変わらないのだけれど、ひとつのファインダー内で完結するM型の方が滑らかに撮影が進むじゃないですか。
 それはある意味美点だと思いますが、バルナックの様な所作を愉しむカメラってちょいと風流な感じがします。

 そうそう、M3のファインダーはやたら図解とか掲載されるのに、負けず劣らず複雑なIIIgのファインダーって、ほとんど図解とか無いですよね?
 あんな狭い軍艦部によくも仕込んだなぁ...と思うのですが...皆さん興味が無い様で...

正しいカメラの構え方

3g
 Leica IIIg MANUALより抜粋

 これが正しい構え方。

 よく片目をつぶってカメラを構える人が居ますが、アレは間違いです。
 スナップ撮影に身を置く人に限っての話ですけれど。

 片目をつぶってしまうとファインダーの中に広がる世界しか見えないから、周囲で起こる出来事...つまり現実の世界からあまりにも隔離されてしまい、シャッターチャンスに気付けません。
 元々私は左目が効き目でしたから、20歳くらいまでは左目でファインダーを覗いて撮影していました。
 しかしスナップ撮影をすると不便でしたので、矯正して右目でファインダーを見る様にクセをつけました。

 今では無意識に右目で覗きます。
 カメラが一眼レフになっても両目を開いて周囲を見ています。

 歴代Leicaのカタログを見ると、決まって両目を開いてカメラを構えている写真を正しい構え方としています。
 という事は、このスタイルを前提にLeicaは設計されたと言って良いでしょう。

 しかし男前ですね。
 恐らく広報担当の方だと思います。
 Leitzでは、広報担当者がモデルを勤めていた様です。

スワップ!

XZ271418_S
 OLYMPUS XZ-2, F1.8, 1/30, ISO800, RAW
 SILKYPIX 7


 LeicaにSERENAR 50mm F1.9付けて...CanonにSummicron 50mm F2付けて...
 って何やってんだろ...

 っていうか、昨日Canometer触ってたのにどっかいって見つからない(苦笑)

Deutsch Reichsarmee

XZ181359_S
 OLYMPUS XZ-2, F1.8, 1/30, ISO800, RAW
 SILKYPIX 7


XZ181353_S
 OLYMPUS XZ-2, F1.8, 1/30, ISO800, RAW
 SILKYPIX 7

似合うかもしれません

 誰かが、

 「明るいレンズを集めてるうちはまだヒヨッコ。暗いレンズを集め始めたらいよいよレンズ沼に嵌ったといえる。」

 なんて言ってた様な...

 WERRA 3のレンズ"Cardinar 100mm F4.0"を書いた記事でもそうだけれど、私は結構暗めのレンズが好きです。
 Tesaarにしても、開放F値が2.8のレンズよりも3.5の描写が好みですし、多くの明るいレンズをラインナップしていたCanonのSレンズにおいても、好んで使うのは、50mm F2.2です。

 で、そんな私はこのレンズも好き...
XZ111212_S
 OLYMPUS XZ-2, F2.0, 1/30, ISO800, RAW
 SILKYPIX 7


 かの「1段絞れば、被写界深度はイエナからドレスデンに達する」という名言(?)を生んだ28mm(2,8cm)のTessar(1933年Contax用発売、ただしこれはContax II用)ですね...
 当時としては"超広角"レンズです...

 普段私は標準画角を好んで使用するので、この様な"超広角"レンズは殆ど持ち出すことがないのですけれど、5本程度...そう...非常用として当時のレベルでいう"超広角"レンズを持っています。
 その中でもこのレンズは最も薄い...俗に言うパンケーキレンズです。

 開放F値を無理に稼いでいない潔さ...やっぱりレンズは描写を中心に設計しなければ。
 
 こいつをしげしげと眺めていて黒とシルバーのバランスから、IIIgにつけると似合うのでは?と思いまして...
XZ111210_S
 OLYMPUS XZ-2, F2.0, 1/40, ISO800, RAW
 SILKYPIX 7


 ContaxのレンズをLeicaで使う為に以前壊れたКиев(Kiev)から外したマウントに39mmのスクリューを取り付けたものです。
 今でいう所のマウントアダプタです。
 昔はカプラーと読んでいました。
 Tessar 28mm F8は、距離計非連動のレンズ(イエナからドレステンまでが被写界深度内のレンズに距離計なぞ不要)ですから意味ありませんが、このカプラーはちゃんとZeissのレンズを距離計連動で使えるから便利です。
XZ111214_S
 OLYMPUS XZ-2, F2.2, 1/30, ISO800, RAW
 SILKYPIX 7


 ほらこの通り、LeicaがまるでContaxであるかのよ...いや、Киевであるかの様でしょう?
 私は他にもバヨネットマウントに変換するカプラーも持ているので、HEXAR RF等によくZiessレンズを付けて撮影しています。

 これがLeicaがContaxよりちょっと有利な所...フランジバックの差ですね。
XZ111220_S
 OLYMPUS XZ-2, F2.1, 1/50, ISO800, RAW
 SILKYPIX 7


 程よくパンダでバランスがいいですね。

 ふと思ったのだけれど...これって...女の子の着せ替え人形遊びと同じじゃない?(笑)
 まぁいいや、これでイエナからドレステンまでは射程範囲。
プロフィール

Makoto Shinra

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