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 OLYMPUS XZ-2, F1.8, RAW, SILKYPIX 7

 5年か6年程前に入手した"OLYMPUS PM-6"という学術研究用カメラです。
 これ単体にはレンズ等は付いておらず、先端の部分を顕微鏡へ取り付けて撮影したそうです。
 一般の方はあまりご存知ないかもしれませんが、OLYMPUSの事業において大部分は医療関係です。
 何故これを買ったかといえば、このカメラ部分のベースがTRIP35で、軍艦部を移植すればLeica MDっぽく出来るかと思ったからでした。

 実際構造が根本的に異なっていて移植を断念して放置していました。

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 OLYMPUS XZ-2, F1.8, RAW, SILKYPIX 7

 ファインダーレスですから、ノーファインダーでバシバシ撮れるカメラが出来るかなぁと思っていたんですけどね。
 正しい使い方だと、煙突みたいに上に伸びている所に接眼レンズが付いていて、ウエストレベルファインダーの如く覗く様になっています。
 鏡胴の十字部分の右側がノブになっていて、これを1段引くとミラーがスライドしてハーフミラーとなり、カメラ本体までストレートに光が向かう仕組みです。
 2段引くと左側へ光路が曲がります。

 購入動機がパーツ取りの為、正しい使い方は知りませんが、いじって何となく理解しました。

 カメラ本体にあるシャッターボタンはフィルムロック解除ボタンで、実際のシャッターは鏡胴付け根部分にCOPAL製のレンズシャッターユニットが付いていて、どうも二眼レフとかに付いているものと似ています。
 シャッター速度は、"B, 1, 2, 4, 8, 15, 30, 60, 125, 250"でチャージノブとケーブルレリーズ用のネジ穴があり、ユニット単体でチャージとレリーズします。
 シャッターユニットとカメラボディは蛇腹で接続されています。

 PM-6というのは機種名というより、このユニットの名称なのか、時代によってカメラボディが異なります。

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 OLYMPUS XZ-2, F1.8, RAW, SILKYPIX 7

 カメラ裏側に三脚用のネジはありません。
 ボディを開いて見ますと、ボディフレームがTRIP35ですから、中に三脚用の穴があるにはありましたがネジを切っていないので、結局三脚は付かない様です。

 底にあるスリットには撮影時に名称等を記入したタグを挿入して、顕微鏡写真に検体とタグを同時に写し込める構造です。

 そんなこんなで手に入れたはいいけれど結局邪魔者扱いでして、たまに覗いていじって片付けるといった具合で、今日も何となく覗いておりました。
 ふと、先日分解したPentaxのレンズユニットを思い出し、PM-6の筒にあてがって覗いてみました。
 予想通り思い切りマクロというか、数cmまで寄ると結像する感じです。

 「いっそこのレンズを付けて、マクロカメラにでもするかな...」

 などとマクロなどやった事もないのにあれこれ考え始め、ふと、とあるレンズを思い出しました。

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 OLYMPUS XZ-2, F1.8, RAW, SILKYPIX 7

 瑞光レンズです。

 何のレンズかわからないけれど、 高千穂製作所時代のレンズという事でコレクション的に持っていたものでした。
 これも引き伸ばし機用かなぁ...と思いつつ、絞りが付いていないのでそのまま片付けていました。
 せっかくだし、OLYMPUS同士で付けてみるかと。

 ところが...

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 OLYMPUS XZ-2, F1.8, RAW, SILKYPIX 7

 あら?ピッタリ...

 普通に付いてしまいました。
 高千穂瑞光にはネジが切ってあるので、決してここに付けるレンズではないはずです。
 でも純正レンズとばかりにジャストフィットです。

 となれば、何となく撮りたくなってきます。
 マクロに興味は無いけれど、このレンズの描写が気になる所...

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 OLYMPUS XZ-2, F1.8, RAW, SILKYPIX 7

 レンズ分解用のゴムをレンズフード代わりに装着。

 絞りなしだから開放F3.5、ただしハーフミラーで1段程暗くなると予想。
 感度100のフィルムなら何とか1/250秒でも日中撮れるかなと。
 三脚使えないのがつらいところです。